5人に4人が発症!?怖い歯周病・歯周病歯槽膿漏の症状や歯周ポケットケアの重要性について

正しいデンタルケアで歯周病を予防しよう!

2017年11月15日 13時12分

ここまでご紹介してきた歯周に影響する「歯周病」や「歯周病歯槽膿漏」といった歯周疾患は、ひどくなるまでは殆ど自覚症状がないことが恐ろしいところです。歯周病を発症してしまっている場合には、歯医者に通い正しい治療を受けないと改善することなく状態が酷さを増す一方です。
そのため、普段から歯周病を予防するための「正しいデンタルケア」を行うことが大切ですし、定期的に歯医者に通うことで歯周病をいち早く発見、
さらには予防対策をとることが大切です。
 
見えない歯周の溝に汚れが蔓延る!?
5人に4人は歯周病であるといわれる「歯周病」ですが、日本の成人の8割が歯周病であると報告されています。
そして、80歳になった時点での残存歯数の平均が日本人は約10.6本とされる一方、
歯科先進国のスウェーデンでは三残存歯数の平均が約25本と驚異の数値を誇っています。
予防歯科に国をあげて取り組むスウェーデンでは、歯周病や虫歯を防ぐためのデンタルケアが保険適用範囲となっています。
歯周病や歯槽膿漏は予防できるという考えから、日本人が歯を失うリスクを最小限に抑えるためには日常的に歯周病予防を行うことが大切です。
そこで注目されているのが「歯周ポケットケア」です。
歯周ポケットとは、歯と歯茎の境目の溝「歯肉溝」のことを指します。
このすき間の奥に食べ物のカスが溜まってしまうと、ブラッシングでは届かずに汚れが残ったままになってしまいます。
食べ物のカスを栄養素にする細菌は空気が触れずにじめじめした場所を好むため、何もしないでいると
歯周ポケットに細菌を増殖させて結果的に歯周病や歯周歯槽膿漏といった怖い歯周疾患を引き起こしてしまうのです。
 
正しいセルフケアをするときの基本は「歯周ポケット」!
「歯周ポケット」は、より深い部分に汚れが溜まってしまうと通常のブラッシングでは落とすことができないため、
正しいデンタルケアを用いて歯周病を予防する必要があります。
石灰化した歯石は歯医者で取ってもらいますが、歯周ポケットの洗浄は普段の生活にも効果的に取り入れていくことが大切です。
歯周ポケットが深くなってしまう原因に多いのが、歯磨き不足や喫煙などです。
そして、歯並びの悪い人や、歯科治療による歯の被せ物が合っていない場合にも歯周ポケットを深くしてしまう原因といわれています。
そのため、正しい歯の磨き方を知ること、禁煙すること、矯正や改めて治療を受けて被せ物を合ったものに交換してもらうことが大切です。
また、歯周ポケットがすでに深くなっている状態では、通常の歯磨きブラシでは奥まで届かずに細菌を放置した状態になっています。
そのため、より効果的に歯周ポケットケアをするならば、深い歯周ポケットの奥まで届く「電動歯ブラシ」を使うことをおすすめします。
狭い歯周にまで届く細いブラシや歯茎を傷つけない水流の力を利用して歯周ポケットをケアできる電動歯ブラシは、
歯周病の原因となる細菌(嫌気性菌)を除去するためにも効果的です。
さらに、これらの細菌は酸素に弱いという特性を持つことから、酸素入りの水流を用いた電動歯ブラシは歯周ポケットケアに効果的であり、
歯周病や歯周歯槽膿漏の予防にも大きな期待が持てそうです。